サポート詐欺 手口や仕組み偽警告画面の消し方

最近、サポート詐欺の画面相談や被害相談が多くなっています。

サポート詐欺とは

サポート詐欺とは、マルウェアの感染やハッキングなどの不安を煽り、詐欺サポートへ連絡させてプリペイドカードやクレジットカードで高額な金額を詐欺する犯罪行為です。

手口

サポート詐欺はWebサイトに虚偽の警告メッセージを仕掛けて行われています・・・現在は単なる表示だけで、ウイルス等は仕掛けられていないです。

サポート詐欺で使われる警告メッセージへは、Webサイトの広告にほぼ仕込まれています。有料のウイルス対策ソフトなどでは詐欺警告を表示しますが、100%ではありません。サイトは次々と新しくなるため、すぐには対応されない場合があります。

消し方

表示されている画面(警告音がけたたましくなっている場合がありますが、落ち着いて)で、[Ctrl]キーと[Alt]キーを押した状態で、[Delete]キーを押してください。

タスクマネージャーが表示されますので、そこをクリックしてください。アプリの中にWebにアクセスしているソフト(Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど)がありますので、右クリックしてタスクの終了をクリックすると表示は消えます。


対策

よく右下に出てくる通知があります。これはブラウザで特定のサイトを開いたときにポップアップで通知を許可しますかでハイにした場合、サイトからの通知が表示されてしましますので、edgeの場合は、右上の…をクリックして設定を開きます。Cookieとサイトのアクセス許可を開き、すべてのサイトを開き、不要なサイトはアクセス許可のリセットを行います。(サイトごとに設定できます)

もう一つは、Web閲覧中の広告から誘導されるケースです。ブラウザの拡張機能に広告をブロックする設定をおすすめします。
uBlock Origin という拡張機能が現在おすすめします(ただし自己責任でお願いします)

お使いのブラウザソフト(Edge・GoogleClome・Firefox)から

https://ublockorigin.com/jp

から拡張機能を追加できます。拡張機能をピン止めするとブロックした数が表示されます。かなりたくさん出ていると思います。

これらの方法で広告からの誘導をなくすことができると思います。(ただし、100%ではありませんので、クリック前に行き先のアドレス確認などは忘れずに。)


2024/8 コンテンツブロッカー(広告ブロッカー)を使ってYouTubeで警告を受ける場合がございます




Windows11 24H2、自動で行われるストレージ暗号化に注意を

Neowinは5月1日(米国時間)、「Windows 11 users reportedly losing data due to Microsoft’s forced BitLocker encryption – Neowin」において、Windows 11バージョン24H2はデフォルトでWindowsドライブを暗号化する可能性があると伝えた。

これまでHomeエディションは原則として対象外だったが、Windows 11バージョン24H2からは対象に加わり、すべてのデータを失う可能性があるとして注意を呼びかけている。

  • Windows 11 users reportedly losing data due to Microsoft's forced BitLocker encryption - Neowin

    Windows 11 users reportedly losing data due to Microsoft’s forced BitLocker encryption – Neowin

Windows 11バージョン24H2にアップグレードする場合は要注意

RedditユーザーのMorCJul氏は、Windows 11のディスク暗号化機能「BitLocker」によるデータ損失問題について次のように投稿し、セキュリティ機能がリスクになっていると指摘している(参考:「Microsoft forces security on users, yet BitLocker is now the biggest threat to user data on Windows 11 : r/Windows11」)。

「Windows 11のシステム変更後、BitLockerが原因で複数のユーザーがすべてのデータを失ったのを見て議論したいと思いました。MicrosoftはMicrosoftアカウントにサインインする際、オンボーディング中にBitLockerを自動で有効にしました。Microsoftアカウントへのアクセスを失うと、データは永久に失われます。警告もなければ、2度目のチャンスもありません。多くの人はBitLockerによるロックアウトを経験して初めてその存在に気づきます」

Windows 11バージョン24H2にアップグレードすると、ユーザーへの通知もなくデータが暗号化される場合がある。この機能を知っているユーザーは対策可能だが、一般ユーザーの大部分は知らない可能性が高く、被害に遭ってからその存在を知ることになる。

問題点は暗号化ではなく、通知しないことにある。暗号化自体は盗難に対する保護層を提供するメリットがある。しかし、通知がなければ、暗号解読に必要なBitLocker回復キーをバックアップする機会を得ることができない。

暗号化の確認

Windows 11バージョン24H2にアップグレードした場合、自動で暗号化が有効になっている可能性がある。暗号化の状態は「プライバシーとセキュリティ」→「デバイスの暗号化」に移動し、「デバイスの暗号化」または「BitLockerドライブ暗号化」から確認することができる。ディスク暗号化中は「無効」表示になっていることがあるため、アップグレード後は時間をおいてから確認することが推奨される。

Homeエディションでは設定アプリの項目に「デバイスの暗号化」が存在しないことがある。条件は定かでないが、項目が存在しない場合は機能そのものが無効になっている可能性がある。

回復キーのバックアップを推奨

デバイスの暗号化またはBitLockerが有効になっている場合は、BitLocker回復キーをバックアップすることが推奨される。バックアップしておくことで、アカウントを誤って削除した場合においてもデータ損失を回避することができる。

BitLocker回復キーの見つけ方とバックアップ方法は次のページにまとまっている。

BitLockerは盗難などのオフラインアクセスからデータを保護するが、オンラインの不正アクセスからは保護できない。BitLockerを必要としない場合は、前述の設定から機能を無効にすることができる。BitLockerは有効、無効を切り替えると回復キーが変更される可能性があり、その都度バックアップを取り直すことが推奨されている。




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